古事記
小碓命が九州に入ると、熊襲建の家は三重の軍勢に囲まれて新築祝いの準備が行われていた。小碓命は髪を結い衣装を着て、少女の姿で宴に忍び込み、宴たけなわの頃にまず兄建を斬り、続いて弟建に刃を突き立てた。誅伐された弟建は死に臨み、「西の国に我ら二人より強い者はおりません。しかし大倭国には我ら二人より強い男がいました」と武勇を嘆賞し、自らを倭男具那(ヤマトヲグナ)と名乗る小碓命に名を譲って倭建(ヤマトタケル)の号を献じた。倭建命は弟健が言い終わると柔らかな瓜を切るように真っ二つに斬り殺した。草薙剣
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記紀
日本武尊が帯びた剣は、草薙剣(草那藝剣)といわれる。出雲でスサノオ尊がヤマタノオロチを倒した際にその尾から出てきたもので、天照大神に献上され、天孫降臨に伴い三種の神器の一つとして、再び地上に戻ってきたものである。日本書紀の注記によると、元は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)という名で、日本武尊が駿河で野火攻めに遭った時、この剣が独りでに鞘から抜けて草を薙ぎ払い、難を逃れたことにより草薙剣(くさなぎのつるぎ)と名付けられたとする。ただし、これは挿入された異伝であり、正式な伝承とは見なされていない[26]。本文では一貫して草薙剣と表記され、途中で名称が変わることはない。古事記でも草那藝剣(大刀)とのみ記される。
働き
草薙剣は、スサノオ尊の十拳剣の刃が欠ける程の業物だったが、日本武尊が武器として使った記述はなく、実用的な働きは草を薙ぎ払う事のみである。平家物語においては日本武尊が草を薙いだところ剣は草を三十余町(3km四方)も薙ぎ伏せたとされている。また、草薙剣をミヤズヒメの元に残した日本武尊は、荒ぶる神の影響で病を得、都に戻ることなく亡くなってしまう。このことから倭姫命は、草薙剣を武器としてよりは、霊的な守護の力を持った神器として、日本武尊に渡したとも解される[26]。
37: 2023/10/07(土) 00:09:09
何でヤマトタケルってよく知らない人が多そうなのに謎に日本のヒーロー扱いされがちなんだろう
クマソ女装討伐が比較的分かり易いくらいで(それも田舎侵略なんだが)
分かり易く怪物・悪役退治したりヒロイン助けたりして無いし
「お前何やってん?」な話が多いし、勘違いで実兄やったりしてるし
39: 2023/10/07(土) 00:19:47
>>37
そりゃ古事記読んでなくてアニメでヤマトタケル知っただけの人が多いからじゃないかな
あんまりオタク気質な人って少ないのよね神話界隈全般でも
41: 2023/10/07(土) 00:25:13
>>37
クリームヒルトみたいなバーサーカーにされてもおかしくないくらい行動に一貫性がないんだよな
38: 2023/10/07(土) 00:11:00
そりゃアーサー王がエクスカリバー持ってるのだけ知ってる人多いようにクサナギ持ってるからなヤマトタケル
40: 2023/10/07(土) 00:22:19
逸話だけ見るとアサシン感はある